各忍術の効果と主な用途について、個人的な使用感をまじえてご紹介します。
- 忍術各種の効果と使用感
- ・手裏剣術
- ・クナイ術、乱れ打ちクナイの術
- ・毒手裏剣の術
- ・痺れ手裏剣の術
- ・火車剣術
- ・風車手裏剣術
- ・毒術・附子汁(毒)、毒術・大芹汁(麻痺)
- ・毒術・地胆粉(毒)、毒術・海月粉(麻痺)
- ・毒術・毒矢
- ・毒術・痺れ矢
- ・虎視の術
- ・薬術・毒掃丹、薬術・紫金丸
- ・薬術・剛力丹
- ・薬術・死中求活丸
- ・火術・火薬玉、火術・焙烙玉、火術・大焙烙玉
- ・火術・爆裂矢
- ・火術・埋火、埋火・地胆(毒)、埋火・穢土(悪臭)
- ・埋火・海月(麻痺)
- ・目潰しの術
- ・マキビシの術、マキビシ玉の術
- ・煙玉の術
- ・虎駆けの術
- ・猫歩きの術、透っ波の術
- ・浮雲の術
- ・木霊変化の術
- ・羅漢銭の術
- ・変わり身の術
- ・幻術・五位の火の羽根、遣ろか水の羽根、雷様の羽根幻術、焦熱地獄の羽根、八寒地獄の羽根、雷電地獄の羽根
- ・火炎龍の術(秘伝)
- ・破魔烈風刃の術(秘伝)
- ・暗極重波弾の術(秘伝)
- 仁王2の記事一覧
忍術各種の効果と使用感
・手裏剣術
短いモーションでの遠距離攻撃。
ダメージは低めですが敵を一体ずつ釣る時やとどめの一撃、ニンジャスキルの熟練度稼ぎなどいろんな用途に使えて非常に便利。
また、上位の忍術を解放するためには忍術を使ってニンジャスキルを上げる必要があるので、特に序盤、使いたい忍術がない場合にもとりあえずこれをセットしておくのがおすすめです。
手裏剣・クナイ全般にいえることですが、高難易度では威力不足になります。特殊効果で状態異常を付加したりサポート的な面では依然便利ですが、威力がものたりなく、手裏剣・クナイメインで遊ぶなら、1~2周目で特化装備をつくってしまうのがおすすめ。
・クナイ術、乱れ打ちクナイの術
クナイは手裏剣とほぼ同じ使用感でより威力が高く、術力と装備品の特殊効果の「手裏剣・クナイのダメージ」を積めばそこそこのダメージになります。
手裏剣と比べ術コストが意外と重いですが、威力が倍近くあるのでどちらかを採用するならそのあたりが兼ね合いになると思います。
乱れ打ちクナイは前方に拡散する3本のクナイを投げます。
どちらかというと対複数より、一体の敵に全弾ヒットを狙う運用向き。クナイ1本当たりのダメージはクナイ術の半分程度ですが、拡散する範囲は狭めなので敵と離れすぎなければ3本全部を当てるのも容易です。
・毒手裏剣の術
ダメージはおまけ程度ですが、敵を毒の状態異常にするのに優秀な技。
小物等で特殊効果「毒の敵への近接ダメージ」をたくさん積み、この術で敵を毒状態にしてから攻撃することで近接ダメージを大幅にアップさせることができます。1周目でも55%~ほど簡単に積めるお手軽火力アップ手段なのでおすすめ。
・痺れ手裏剣の術
麻痺の状態異常値を蓄積することができる手裏剣。離れたところから麻痺が狙えるのでなかなかに便利です。
特に人型は麻痺させると組み討ちができるので、武家前田(宿老時、組み討ちのダメージ2倍)+小物等で「麻痺の敵への近接ダメージ」を盛れば、ばっさばっさと斬り倒すことができます。
ただ、普段使いするなら濡れ女の妖怪技が優秀で、「麻痺の敵への攻撃で妖力加算」等の特殊効果があれば麻痺からの組み討ちなどでほぼ一発分の妖力を回収でき、人型には麻痺⇒組み討ちで撃破⇒次の敵…とループができるのでおすすめ。
より蓄積値がほしい場合は忍術「埋火・海月」もあるので、使い分けたいところ。
・火車剣術
爆発+持続ダメージを与える手裏剣のようなものを投げます。
トータルダメージはなかなかのものですが、ダメージソースとして見るなら下位幻術より術コストが重く(火車剣術2.2~1.7、幻術2.0~1.5)忍者プレイをしたい人以外はそちらを優先したほうが…。
・風車手裏剣術
行って戻ってくるブーメラン手裏剣です。折り返しの際はそのときプレイヤーがいた方向に直線的に戻ってきます。
敵を貫通するので複数の敵を巻き込んだり、一体に2ヒット(敵が折り返し地点あたりにいれば3ヒットすることもありますが、難しいです。)させることが可能。
面白そうな性能をしていますが、発動が遅く(後隙は回避等でキャンセル可能)戻ってくるときもプレイヤーを追尾してくるわけではないので、若干不器用な印象です。
・毒術・附子汁(毒)、毒術・大芹汁(麻痺)
各エンチャントの術です。
附子汁のほうは特殊効果で「毒の敵への近接ダメージ」を乗せていれば、敵が毒状態になり次第そのままのながれで近接のダメージがアップするので悪くないです。
大芹汁に関しては、複数ヒットするコンボ系の武技で麻痺させるとそのまま麻痺を解除してしまうことがあるので少々使いづらい面もあり、ほかの手段のほうがおすすめ。
・毒術・地胆粉(毒)、毒術・海月粉(麻痺)
霧状に滞留する毒または麻痺の粉を投げつけます。
術の性質上、敵に動かれると状態異常にしづらいため、使い勝手は今ひとつ。毒、麻痺狙いともにほかの手段のほうがおすすめです。
・毒術・毒矢
一定時間、矢に毒蓄積を付与する術。
毒手裏剣のほうがお手軽感がありますが、蓄積力そのものは高いです。
・毒術・痺れ矢
一定時間、矢に麻痺蓄積を付与する術。
麻痺蓄積力が異様に高く、同じ敵を数回麻痺させることができるほど。次に紹介する「虎視の術」と併用することで、強力な麻痺弓ビルドとして成立します。
・虎視の術
照準を合わせつづけることで弓によるダメージが段階的に上がっていく術です。
ダメージの増加は4段階あり、4段階目になると矢のダメージが(+300%)4倍にもなります。
麻痺が効く敵であれば、「毒術・痺れ矢」と併用することで動きを止め、超威力の矢を一方的に浴びせつづけることができ非常に強力です。
・薬術・毒掃丹、薬術・紫金丸
毒掃丹は毒蓄積と毒状態を治療、さらにしばらく毒耐性があがります。
紫金丸は麻痺蓄積と麻痺の治療、さらにしばらく麻痺耐性があがります。
・薬術・剛力丹
しばらくの間近接ダメージがアップします。
ダメージの増加量は忍術術力依存で最低限のステータスでも15%ほどの効果量があり、近接メインのスタイルでも腐りにくいです。
・薬術・死中求活丸
体力の上限が窮地固定になるかわりに超強力な攻撃バフが得られます。強すぎたためか、アップデートで回復できる上限が下がっていくようになりました。
非常にピーキーな性能の忍術ですが、「被ダメージ-○%(窮地)」などの窮地で発動する特殊効果やスキル、耐久力を極限まで積む(いわゆる窮地ビルド)ことで、エンドコンテンツ級の敵の攻撃ですらある程度耐えられるようになります。
・火術・火薬玉、火術・焙烙玉、火術・大焙烙玉
ボンバーマン。
爆発する玉を投げる忍術で、上位のものほど威力や範囲が大きくなります。
特殊効果投擲武器のダメージをたくさん積むと結構な威力になりますが、手裏剣・クナイと同じく早い段階でダメージが頭打ちになるので、これメインで遊ぶなら1~2周目がおすすめ。
・火術・爆裂矢
矢が命中したときに爆発し、追加ダメージを与えます。
弓矢のダメージを上げる本来堅実な効果ですが、弓の通常矢は弱点以外へのダメージが低く、基本、敵の釣り出しや狙撃兵のヘッドショットへの用途になるので、専用ビルド以外では恩恵を感じにくいでしょう。
・火術・埋火、埋火・地胆(毒)、埋火・穢土(悪臭)
敵が踏むと作動する罠を設置します。
ダメージや毒や悪臭の状態異常を与えますが、正直いずれも使用感は微妙なところ。
・埋火・海月(麻痺)
設置系罠の麻痺版で麻痺蓄積力が高く、初回であれば人型ネームド敵にもだいたい一発で麻痺がはいります。毒や悪臭版にくらべ、使いやすい印象です。
サブミッションの武将との一騎討ちなど、こちらが先制できる状況であらかじめ仕掛けておけば、組み討ち等で一気に削ることも可能。
卑怯とは言うまいな。
・目潰しの術
目潰しの状態異常にすると敵があらぬ方向に攻撃するようになるので、戦いやすくなります。
効果自体は強力なのですが、割とすぐ切れるので過信はできません。
・マキビシの術、マキビシ玉の術
敵に踏ませると少量のダメージと怯み、移動速度低下を与えるマキビシをばらまきます。玉のほうはより大量にまきます。
妖怪相手なら距離をとるのは難しくないですが、人型はほぼ等速で追いかけてくるのでこれが役に立つこともあります。
多数の敵に囲まれたときや、人型ネームド敵とのタイマンが苦手な人は使ってみるといいかもしれません。
・煙玉の術
煙幕を発生させる術です。
敵とプレイヤーの間に煙幕があるとプレイヤーを見失う効果のようで、道中であれば未発見の状態にもどすのに使えます。
また、煙幕の中で戦っていると、たまに敵が変な方向に攻撃することもありますが、ふつうに狙ってくることもあり挙動が不安定です。
目潰しのような効果を期待するなら、目潰しを使ったほうがよさそうです。
・虎駆けの術
使用すると走りやダッシュなどの移動速度が上がります。ステージ道中の駆け抜けに便利です。
・猫歩きの術、透っ波の術
猫歩きの術は移動時の音を消し、高所からの落下ダメージを減らします。
透っ波の術は敵の視界に入らなくなり気づかれにくくなります。
これらを併用すると、道中のほとんどの敵に気づかれずに走ってスルーすることができるので非常に便利。ただし忍犬や妖狐など、一部の敵には感知されます。
・浮雲の術
発動中は炎などの地形効果を受けなくなります。一部ステージやボスではあると役に立つかもしれません。
・木霊変化の術
木霊の姿に変身します。
・羅漢銭の術
手裏剣の代わりにお金を投げる術です。
手裏剣よりダメージや射程で劣っていますが、消費する額も大したことなく実質無制限で撃てるのが強み。攻撃後の隙消しや、「忍術命中で~」の特殊効果を発動させるトリガーとしても使えます。
・変わり身の術
致死ダメージを受けたときに少量の体力で自動復活する術です。
ボス戦や難所攻略時の保険として有用。また、エンドコンテンツ等ではザコ敵クラスでも即死級のダメージがとんでくることがあるので、相対的に価値が上がります。
たまに絶妙に(笑)復活直後の起き攻めをされることがありますが、スティックをいれなければ復活直後は無敵(スティック入力した瞬間に切れるよう)なので、リスキルされないようしっかりと様子を見極めましょう。
・幻術・五位の火の羽根、遣ろか水の羽根、雷様の羽根幻術、焦熱地獄の羽根、八寒地獄の羽根、雷電地獄の羽根
各種「幻術」について。幻術は「*気力切れの敵に与えるダメージが通常の5倍」になるという特性があります。
*気力切れ…妖怪の場合、気力ゲージを削り切ってゲージが赤くなった状態。人型の場合、気力が0になった瞬間のみこの判定になるようですが、一瞬で気力が回復しだすので、実質対妖怪限定の状態といっていいでしょう。
なので、気力切れさせた妖怪に撃ちこんで大ダメージを狙っていくのが基本的なスタンスになります。モーションがややもっさりでダメージの発生までに少し間がありますが、術発動の判定自体は早めなので、妖怪カウンター等で即行キャンセルすれば後隙のカバーと連続使用もしやすくなります。
基本的には敵の属性耐性に合わせて使い分けることになると思いますが、「五位の火の羽根」が敵を追尾するので使い勝手が良くおすすめです。
・火炎龍の術(秘伝)
特大の火の玉を発射する術です。
モーションは長いですが、発動時周囲に火ダメージと怯み効果を展開。忍術の中でもトップクラスの威力で、攻撃系忍術を積極的に使うスタイルならぜひともおさえたい術。
・破魔烈風刃の術(秘伝)
自分を中心とした範囲ダメージを与える術。
仕度数や術コストの割に威力・範囲ともに今一歩というところで、三種の秘伝忍術の中ではパンチ力に欠ける印象です。
・暗極重波弾の術(秘伝)
溜めるようなモーションの後、シャドーボール。
こちらもモーションは長くコストも重いですが、技の発生時に周囲を怯ませる効果があり、怯む敵であれば近距離で撃っても安全。威力もそこそこあり貫通+ガード不能という面白い術です。
守護霊猫又等で「忍術命中時に妖力加算」の特殊効果を用いれば妖力をもりっと回復させられるので、妖力回収技としても便利な性能です。
コメント
発売から大分時間が経ってから購入して仁王2を遊んでいますが、こちらのサイト大変参考になります。
2023年になってからも記事を更新されているのがタイムリーでありがたいです。
運営者さん応援しておりますので、今後も新しい記事よろしくお願い致します‼️
コメントありがとうございます!
記事がお役に立てたようで嬉しいです。また、応援していただいているとのこと、大感謝です。
新しい記事も追加したいと思います。もし、記事で扱うトピックについてご要望がありましたら、私の書ける内容であればリクエストにお応えできるかもしれませんので、よろしければどうぞ。
今後ともよろしくお願いいたします。