主に難易度はハード、兵科はフェンサー。
★ストーリー、演出的なもの
・ストーリーは人類がプライマー(侵略者)に滅亡寸前にまで追い込まれ、もはや風前の灯という絶望感漂う状況。序盤はかなり重苦しい雰囲気。
後半は前作キャラも登場し、希望が出てくるが、シリーズ伝統の登場人物やNPCのまじめなおふざけ?やネタ発言などは控えめになり、全体的に従来作よりややシリアスな感じに。
・ストーリーを通して重要なギミックがあり、それが解明されるにつれ状況が変わっていくのがポイント。
この手のゲームであまり詳細なストーリーを見せる必要はないと思うが、ストーリーの全体像が見えやすくなる程度にとどまっていたので、演出として良かったと思う。
・伝統のサンダーも一応あった。
★難易度
ハードまでを触った感じだと、これまでより難しくなった。
・今作追加された敵は、弱点以外ダメージがほとんど通らなかったり、ガードしてきたり、ダメージをくらう霧で接近を拒否するなど、厄介なものが多い。
・従来作からハッチ(弱点部位)狙うなどこの要素はあったが、今作で一気に盛り込んできた。
高難易度ではよりきつそう。
★登場人物
前作キャラも登場する。5経験者には嬉しい。
★使用キャラ、武器など
レンジャー、ダイバー、フェンサーは基本的な使用感は前作と同じ。レンジャー、ダイバーはそこへサブ兵器枠が追加。
・例えばレンジャーは、前作で鉄板の一つだった回復系装備がバックパック枠にも追加されたため、回復をもっていくと攻撃用の武器種を一つにしぼらなければならない制約から解放された。
この制約のなかで吟味するのがある意味過去作のレンジャーらしさだったかもしれないが、この変更点は個人的に歓迎。
・ダイバーも独立作動装備が追加。これは主に前作の投擲系武器がこの枠に移された。
しかしダイバーの場合、レンジャーのような単純な追加とは違って感じる面も。
前作の場合、同じ武器のレベル違いを持ちこんで交互に投げだり、リキャストの早いコアを装備して絶え間なく効果を作動させることができたが、今作は効果発動中はリロードが開始されないので、それができなくなった。
高難易度でこの辺がどう影響してくるか、気になるところ。
・フェンサーは、ほぼほぼ前作どおりの使用感。
大幅な武器種の変更もなさそう。現在の進行度だと、今回追加された近距離武器種が、威力、攻撃速度、射程、範囲、当てやすさなどほぼ死角がないレベルで優秀で、ほかの近接武器が割りを食ってるくらい。
・レイダーは今作未プレイなので、プレイしたら書きたいと思います。
★総評
・全体を通して、ハードまでのプレイ感は地球防衛軍シリーズが順当に進化したものという感じ。
初めて拾う武器種、だんだん難しくなっていくステージ、新しい敵。少しずつ更新されていく装備や、武器選択でそれらをクリアしていく。
シリーズ初の人も無理なく入れると思うし、前作プレイの私も前作との絡みを楽しみつつ遊べた。
・今のところ、ぱっと思いつく気がかりな点はミッション関連。
ストーリーの都合上か別の理由でそうなったかはわからないが、似たようなミッション、前作を踏襲したミッションがそれなりにあり、トータルのミッション数がかなりのものになったこと。
ミッション内のバランスはとれているので、私は歓迎する要素だけど、お腹いっぱいに感じる人もいると思う。
序盤に位置するミッションでも、ストーリーの山場などは極端に難しいと思うものもあったが、まぁそこは難易度下げれば。
・最高難易度でドロップする武器は、攻撃速度や範囲の向上などで下位レベルのものとは使用感が劇的に変わるものも多く、それら強力な武器を駆使して高難易度のミッションをクリアしていくのがこのゲームの醍醐味(だと思う)ので、これから楽しみ。
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